ウマノオバチの産卵
長男の友達を連れて、霧島市国分にある上野原遺跡に行きました。
「連休中は歴史の勉強ができる場所に遊びに行きなさい」と、
塾の社会の先生から言われたとか…で
GW中ということもあり、小・中学生の子供は展示館の入館料無料
広場では様々なイベントがあり、アクセサリー作り(勾玉)などをして楽しみました。
そこで、私もウロウロしていると、ウマノオバチが飛んでいく姿を見つけました
近くの葉にとまりましたが、画像では産卵管が途切れているほど長いです。
気付いたら、その近くにあった別の1本の木に、もっとたくさんのウマノオバチが
よく見ると、この木、絶対にシロスジカミキリの幼虫がいっぱい入っています
以前、森さんのところで教えていただいたので、幹のボコボコ感、木屑の出方から、
間違いありません。そこにウマノオバチが集まってきているのです。
フワフワと漂ってきては、穴の近くにとまり、じっとしていますが、
やがて穴に少しずつ頭から入っていきます。
(下の画像は、左が穴に入って行ったところ。右が穴に近づいてきた個体)
そして、今度は出てきて産卵管が入っていきます。
この長~い産卵管でカミキリの幼虫を探り当て、卵を産み付けるのでしょう。(寄生)
私の目の高さ上下、この木に7~8頭くらい、いたと思います。かなりの密度
(途中、飛び立ってはまた戻るので、カブってカウントしてるかも?)
産卵中はかなり近くから接写しても大丈夫でした
昨年の博物館の企画展「ハチ展」で知り、実物を見たのは初めてだったので、
大感動した時間でした
どしぇー!これまたすごい!この光景を生で見られたというのは羨ましすぎです。
飛んでる一匹から探り当てたのも流石!!今年の虫の思い出TOP10に入りそうですね!
光る産卵管とか初めて見る写真でした。私もいつか収めてみたいです。
投稿: 虫村 | 2012年5月 6日 (日) 12:28
ものすごく贅沢な光景に出くわしましたね。
羨ましいです。
ここ上野原遺跡には、数年前に行きました。
大地に広がった住居跡に、古代のロマンを感じました。
それこそこの前、えびの~霧島を回った時、ここによって帰ろうかと考えたのですが、やめました。
行っとけば良かったです。
投稿: hayenokaze(南風) | 2012年5月 6日 (日) 14:41
虫村さま



イベント広場のすぐ近くの木でした。みんなが通り過ぎていくような場所です。
カメラを片手に木の周りをグルグルしている私は、ジロジロ見られ…
それでも関係なく、個人的に素晴らしいものを観察できたので、とっても満足でした
こういうシーンを興味のある人と共有できるのが、ブログのいいところですね
近いうちに動画も別記事で載せようと思っているので、お楽しみに
投稿: rurin | 2012年5月 7日 (月) 00:58
南風さま


かなり贅沢ですよね
去年、クロオオアリの結婚飛行を見た時も感動しましたが、
この産卵シーンも強烈でした
上野原遺跡、コナラやクヌギ、カシワ、ハルニレ、草原…意外といい場所ですね。
またいつか寄ってください。私もまた行きたい場所になりました
投稿: rurin | 2012年5月 7日 (月) 01:05