アクセスカウンター

  • TOTAL

« 羽化したカミキリ | メイン | オナガアゲハ初採集 »

2012年5月 5日 (土)

ウマノオバチの産卵

長男の友達を連れて、霧島市国分にある上野原遺跡に行きました。

「連休中は歴史の勉強ができる場所に遊びに行きなさい」と、

塾の社会の先生から言われたとか…でcoldsweats01

GW中ということもあり、小・中学生の子供は展示館の入館料無料good

広場では様々なイベントがあり、アクセサリー作り(勾玉)などをして楽しみました。

そこで、私もウロウロしていると、ウマノオバチが飛んでいく姿を見つけましたflair

近くの葉にとまりましたが、画像では産卵管が途切れているほど長いです。

Rimg1901

気付いたら、その近くにあった別の1本の木に、もっとたくさんのウマノオバチsign03

よく見ると、この木、絶対にシロスジカミキリの幼虫がいっぱい入っていますsign03

Rimg1909

Rimg1910 根元にもたくさんsign01

以前、森さんのところで教えていただいたので、幹のボコボコ感、木屑の出方から、

間違いありません。そこにウマノオバチが集まってきているのです。

Rimg1917 産卵管が光に反射してるshine

Rimg1924 長い…

フワフワと漂ってきては、穴の近くにとまり、じっとしていますが、

やがて穴に少しずつ頭から入っていきます。

(下の画像は、左が穴に入って行ったところ。右が穴に近づいてきた個体)

Rimg1912

そして、今度は出てきて産卵管が入っていきます。

この長~い産卵管でカミキリの幼虫を探り当て、卵を産み付けるのでしょう。(寄生

Rimg1916

私の目の高さ上下、この木に7~8頭くらい、いたと思います。かなりの密度sign03

(途中、飛び立ってはまた戻るので、カブってカウントしてるかも?) 

産卵中はかなり近くから接写しても大丈夫でしたcamera

昨年の博物館の企画展「ハチ展」で知り、実物を見たのは初めてだったので、

大感動した時間でしたheart02

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.synapse-blog.jp/t/trackback/456531/29049461

ウマノオバチの産卵を参照しているブログ:

コメント

どしぇー!これまたすごい!この光景を生で見られたというのは羨ましすぎです。
飛んでる一匹から探り当てたのも流石!!今年の虫の思い出TOP10に入りそうですね!
光る産卵管とか初めて見る写真でした。私もいつか収めてみたいです。

ものすごく贅沢な光景に出くわしましたね。
羨ましいです。

ここ上野原遺跡には、数年前に行きました。
大地に広がった住居跡に、古代のロマンを感じました。
それこそこの前、えびの~霧島を回った時、ここによって帰ろうかと考えたのですが、やめました。
行っとけば良かったです。

虫村さま
イベント広場のすぐ近くの木でした。みんなが通り過ぎていくような場所です。
カメラを片手に木の周りをグルグルしている私は、ジロジロ見られ…sweat02
それでも関係なく、個人的に素晴らしいものを観察できたので、とっても満足でしたshine
こういうシーンを興味のある人と共有できるのが、ブログのいいところですねgood
近いうちに動画も別記事で載せようと思っているので、お楽しみにup

南風さま
かなり贅沢ですよねsweat01
去年、クロオオアリの結婚飛行を見た時も感動しましたが、
この産卵シーンも強烈でしたlovely
上野原遺跡、コナラやクヌギ、カシワ、ハルニレ、草原…意外といい場所ですね。
またいつか寄ってください。私もまた行きたい場所になりましたhappy01

コメントを投稿

ブログ内検索

  • Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索
フォトアルバム