熊本で見た美しい蛾(2種類)
2011/9/24 熊本にて
外灯回りで出会うことができた美しい蛾(その1)
マダラガの仲間ですが、鹿児島では見たことがありません。
まだ羽化したてを思わせる、儚い薄絹の翅をしていました。
コンビニの外壁(天井)にとまっていた美しい蛾(その2)
なんとも鮮やかな色使い。こちらも初めて見ました。
写真だけで福田輝彦先生に同定して頂きましたが、地色が白い蛾は、
図鑑に載せようとすると、発色の調整が難しいそうで、
本来の色が表現しづらいのだそうです。
どちらも「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方(南方新社)」に載っているのですが、
私はツマグロシロノメイガは気が付きませんでした
写真を見ただけですぐにパッと分かる輝彦先生は、さすがです
どれだけ今までいろいろな蛾(実物)をご覧になっているかですよね
蛾の同定って、図鑑ではなかなか難しいですね。
図鑑では展翅した状態で掲載されていますが、実際は翅を閉じている事が多く、紋が逆さまになっていることを考えながら見ていかなければなりません。
それでいつも頭がこんがらがってしまいます。
そんな中で「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方(南方新社)」には、翅を閉じた写真が掲載されてあって、とても助かりますね。
投稿: hayenokaze(南風) | 2011年10月 4日 (火) 21:53
南風さま
蛾は、とまっている時と展翅してある状態とでは、
まったく異なる形態をしているものが多いので、
改訂版では、できるだけ生体写真を添えるようにしたそうです。
蛾の擬態した形も、おもしろいですよね
どちらも同定は難しいのですが、それを見極められるようになるには、
数をこなさなければいけないんだなぁ…と思っているところです
投稿: rurin | 2011年10月 4日 (火) 23:09