久しぶりのどろんこ農園
今年は春以降、つまり夏の間は一度も「どろんこ農園」に行きませんでした
主人や子供たちは時々行っていたと思うのですが、
梅雨が明けてからというもの、草取りもせず、荒れ放題だったに違いありません
どろんこ農園の貸主=少年自然の家からお手紙が届き、
「夏野菜の収穫が終わり、これから冬野菜の作付時期となります。
全面耕耘希望の区画の方は、18日までにご連絡ください。」…という内容でした。
連絡しなくちゃ…そう思い、
午前中、私ひとりで支柱やら枯れた植物を除去しようと思って行ってみると、
あはは…すっかり辺り一帯(他の区画も含めて)耕耘済みでした
ちょっと気が抜けて、ふかふかの畑の上をただただ歩きました。
長靴に履き替えていて良かったですが、まるでココアパウダー山盛りの上を
ずぶずぶ歩いているような感覚。ちょっとだけ楽しい
作業することがなかったので、となりの農園で虫撮りすることにしました
ここでは、今年になってから初めて見るチョウがたくさんいました。
キアゲハもなぜか初見です。2頭が絡み合いながら舞い、離れていきました
モンキチョウもたくさん来ていました。(7月2日に見たっきりでした)
モンシロチョウは数頭シソの花に集まっていて、ここではしゃがんでいるだけで、
スジグロシロチョウ、ヤマトシジミ、ハキリバチの仲間、ハナバチの仲間、
カスミカメムシの仲間がたくさんやってきました。
近所ではモンシロチョウがもうあまりいないのかと思っていましたが、
いるところにはたくさんいるんですね
畑の足元で逃げもせず翅を開いてくれたヒメアカタテハ。
こちらも今年の初見です。なぜか他の場所で出会うことがありませんでした。
それからイチモンジセセリ。別記事でアップしますが、こちらも今年初見
春からずっと気にかけていたのに、まったく見ることが無く、やっとでした
今年も秋の大発生があるのでしょうか?楽しみです
最近は市街地でもナガサキアゲハの羽化最終組のきれいな個体が
飛んでいるのを見かけます。アオスジアゲハもうるさいくらい飛んでいます。
どろんこ農園ではまた冬野菜を植えるかもしれませんが、
今日は遠くでツクツクボウシの声がして、足元ではコオロギの鳴く声が聴こえ、
歩けばバッタ類の幼虫が飛び出し、目の前をチョウやハチが通り過ぎ、
本当にわずかながらも癒される時間があって、とてもリフレッシュできました
なんだか実家の周辺みたいなところですね。
新種や貴重種はいなくても、出会うことで安心できるような空間、素敵です。
大事にして下さい。
投稿: hayenokaze(南風) | 2011年9月14日 (水) 23:15
南風さま
そんな空間、大事ですね
ここでは普通種ばかり…かもしれませんが、ときどき大発見もあります
のどかでいいところです。
子供たちが身近な昆虫に触れるには、一番のポイントかもしれません
投稿: rurin | 2011年9月15日 (木) 00:34