スズメの迷い雛
次男が学校に忘れ物をした…ということで、
夕方一緒に散歩を兼ねて学校へ取りに行きました
帰るとき、校門付近で女の子たちが集まっています。
「何してるの?」と覗き込むと、そこにはスズメのヒナが…
久しぶりに巣立ったばかりの小さなヒナを見ました。
まだ上手に飛ぶことすらできず、こんな隅っこに追いやられて、
逃げ場を失っていたのでした。
すぐ近くの電線には、親鳥と思われるスズメがずっと鳴いています。
「飼いたい」、「捕まえよう」、「ダメだよ」… いろんな意見が出ていましたが、
さすがは女の子、私が「そっとしてあげて」というと、納得したように帰って行きました。
また無事に親元に戻れるんだろうか…。夕暮れも近づき、心配でしたが、
次男とその場を去りました。
帰り道、次男も「飼いたかった!」と言ったけど、
「だ~め。虫ならいいよ」とかわしました
スズメの雛、カワイイですね。
また、子供たちにとっては好奇心と生命の尊さを育む素敵な機会だったのではないでしょうか。
ちなみに、遥か昔の話ですが、ハトを大事に飼っていた女子大生がいた事を思い出しました。
投稿: TEN | 2011年5月12日 (木) 09:33
かわいらしいですね。しかし、こういう場合はそっとしてあげるのが一番です。姿は見えなくても親鳥が周りにいることがたいていで、もし人の手で育てようとしても親鳥が運んでくる莫大な量と種類の餌は到底人間には準備できません。野鳥の会でも「ヒナを拾わないで!」というポスターを作っているくらいです。そのままにしておく、一見残酷ですが実際は全く逆なんです。さすがrurinさんですね。
大きくなってから恩返しにすんごい虫をくわえて(臭いカメムシは無理そうですが)持ってきてくれるんじゃないですかね?
投稿: かわの | 2011年5月12日 (木) 12:15
TENさま
そんな女子大生?いましたね…。よく覚えていらっしゃいましたね
あのハト(松吉という名前でした)は、
ベランダから仲間と一緒に巣立って行きましたよ
投稿: rurin | 2011年5月12日 (木) 14:42
かわのさま
そんなポスターがあるんですね。でもその通りだと思います
(って…今だから言えますが…)
「スズメの恩返し」に期待大
投稿: rurin | 2011年5月12日 (木) 14:54
私もヒナに遭遇した経験があります。
その時はエナガでしたが、写真を撮らせてもらった後は同じように、そのままにしておきました。
連れて帰っても、90%以上の確率で死なせてしまうだけと解っていましたからね。
野鳥の会のポスターがあると知って、その時の判断が間違っていなかったんだと、安心しました。
rurinさん、さすがです。
投稿: hayenokaze(南風) | 2011年5月13日 (金) 12:55
南風さま
ぜんぜん「さすが」ではないんです…
私も子供の頃、よくヒナを連れて帰っては死なせてしまいました。
その経験があるから…なのです
頑張って餌をあげて、成鳥にして放せたものもいますが、
死んでしまうと悲しかったです
投稿: rurin | 2011年5月13日 (金) 13:14