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2011年4月12日 (火)

ヒメヤママユ(蛾)の成長過程

ミノムシのお礼にいただいたヒメヤママユ(蛾)の幼虫が3匹、

すくすく育っていますheart02 今回はその成長過程をご紹介します。

0322 2齢幼虫(2011/3/22)0324 脱皮直後の3齢幼虫(2011/3/24)

ここまでは黒いボディに赤い斑紋があるのですが、4齢から一変します。

0331 0331_2 4齢幼虫

全体が美しい黄緑色になり、毛がフサフサしています。(2011/3/27)

3匹の幼虫のうち、もともと1匹が先に大きくなっていたので、サイズが違います。

0405 4齢幼虫(2匹)と5齢幼虫(1匹)

0405_2 食草はサクラ系。5齢は食欲旺盛。

0407 そろそろ終わり、下痢みたいな糞。

先に終齢になっていたものが元気がない…sign02

死んじゃうのかと思いましたが、翌日には繭を作り始めていましたshine

0407_2 2011/4/7

サイズを比較してみましたが、終齢のときに55ミリもあったのが、

蛹化前には4齢幼虫と同じくらいに小さくなりました。

0407_3 0407_4 2011/4/7

このケースは「おぼろ豆腐」が入っていた容器を逆さまにしてドーム型にして

使っています。そこにいきなり繭を張り始めたので、キッチンペーパーを入れました。

繭は1~2日で形(?)になりました。でも、スケスケですcoldsweats01

3日間ほど、ヨレヨレの体で横たわっていたので、またも死んだかと思いましたが、

繭の中で4日目に、ようやく蛹化しました。元気にピクピク動きましたhappy01

0411_2 ピントが合わず、分かりづらいsweat02

あんなに大きかった体が縮んで、蛹は25ミリくらいしかありません。(2011/4/11)

残りの2匹は現在60ミリほどに育ち、サクラの葉がすぐになくなるほどよく食べます。

また近いうちに繭をつくるのかも?

下痢みたいな糞を見つけたら、キッチンペーパーを入れようと思います。

ヒメヤママユは秋の蛾なので、それまでは蛹のまま過ごすと思いますが、

またいつか立派に羽化してくれたら、ご紹介したいと思います。

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コメント

繭ってどうしても蚕の真っ白な繭を連想してしまうのですが、こんなスケスケの繭もあるんですね。
ひょっとして暑さ対策?
これだと暑い夏も無事乗り切れるでしょうね。

南風さま
なるほどsign03 「暑さ対策」なら分かりますねgood
ただ、自然界ではどんなところにこんな繭を作るのか知りたくなりましたsweat01
飼育ケース内だと、ここに作るしかないですからね…sweat02
ヤママユはもっとしっかりした丸い卵みたいな繭を作るようですね。
シンジュサンは葉裏に張り付くような…繊維の密度が高い繭でした。(また今度pc載せます)
繭にもいろいろなタイプがあり、おもしろいですねhappy01

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