ノカイドウとキリシマミズキ
連休中(5月4日)に霧島方面にも行きました。
鹿児島県と宮崎県の県境、「えびの高原」に、
ノカイドウという植物が自生しています。
世界でもここだけでしか見られない国の天然記念物となっています。
その花がちょうど満開時期を迎えているというので、見学に行きました。
バラ科の植物だそうですが、桜のような白い花がたくさん咲いていて、
甘くていい香りが漂っていました。
花が咲くのは10日間ほどらしく、ゴールデンウィーク中が見ごろのようです。
1年にたった10日と思うと、こんなに満開のノカイドウを見ることができて、
本当に良かったと思います
近くにキリシマミズキという、これまた美しいレモン色の花も咲いていました。
こちらはマンサク科の植物だそうです。
少し小さめのフジを思わせるような、垂れ下がった花群が、
見る者をやさしく癒すような感じがしました
ミヤマキリシマ(ツツジ)は、もうすぐ咲くようです。
つぼみがたくさん膨らんでいる様子でした。
昆虫採集も楽しいですが、こんな植物観賞を楽しむのもいいですね
ハナリンゴ・ノカイドウ(学名:Malus spontanea)って、九州の霧島山だけに自生する希少種のハナリンゴなんですね!
宮崎県高鍋町に自生するハナリンゴ・タカナベカイドウ(Takanabe Crabapple)と共に一度実物を見てみたいです。
投稿: koko | 2010年6月10日 (木) 19:08
kokoさま
コメントありがとうございます
植物に大変お詳しいようですね。
「タカナベカイドウ」については知りませんでしたが、
「自生する」、その植物の力強さと儚さを感じますね。
ノカイドウはぜひゴールデンウィークに行かれてみるといいかもしれません。
投稿: rurin | 2010年6月11日 (金) 01:42