クリビジョンを通して
鹿大祭が盛り上がる中、同時開催中の「小さなアリの大きな世界」展。
今日は昆虫写真家の栗林慧先生がお見えになり、「小さな生命を撮る」という
市民講座がありましたので、長男と2人で聴きに行きました
始めは“写真家”としての歴史を、カメラ(レンズ)の事を交えながらお話しされ、
次にその先生が独自に開発したすばらしいカメラで撮影した
“クリビジョン”を使っての小さな生命、バッタやカマキリなどの視点からの映像を
たっぷり見せていただきました。
その後はスライドショーで、それぞれの写真のエピソードを交えて、
身近な昆虫から日本のアリ、外国のアリまで説明してくださいました。
お話の中で、何度もいろんな種類のアリに咬まれた話をされていましたが、
とにかく好きじゃなければできないなぁと思いました。
やはり未知のものに対して「誰もやってないのなら、自分がやってやる」という
執念、努力、忍耐力、それすべてを含む探究心がすばらしいと思いました。
栗林先生は雲の上のような存在ですが、お声は柔らかく、
人を安心させるような語り方でしたので、きっと虫たちも心を許してしまい、
撮影モデルになっちゃうのかなぁ…なんて思います
とにかく、興味を持つこと。好奇心を失わないことが大事なんですね
いくらテクニックがあっても、その虫を知らなければ「その虫らしさ」を
表現できません。先生の作品は、虫を知り、独自に開発した
オリジナルレンズで、誰も考え付かなかった世界を表現しています。
新たな発見、感動がそこにあります
今までは「採りたい!」だけで、逃げる前に網を振る、採る!だけでしたので、
これからは採る前に、少しだけでもその虫の様子を観察し、
できればシャッターを押してから、採集していきたいです。
最後に長男が「質問コーナー」でトンチンカンな質問をしてしまい、
先生を困惑させてしまいましたが、
そのおかげでチョウの専門家である福田晴夫先生とも思わず
ミニセッションすることができ、結果でした。
講演が終了してからも、栗林先生とは間近でお会いし、
今回のパンフレット裏にサインも頂きました。
今回の出会いが私たち親子にとっても何かしらプラスになったと思います
息子は何を感じたでしょうか…。
「先生に質問できたのが嬉しかった」と言っていましたので、
内容のことは別として、手を挙げて挑んだ姿には花丸をあげたいです
これからは「小さなアリの大きな世界」にも目を向けていきたいな
いいな~~
私もそういうのに行ってみたいな~~
投稿: 64隊員<kaho,naho> | 2009年11月15日 (日) 11:57
64隊員さま ごめん、ごめん、誘えば良かった
何が「きっかけ」になるか、分からないもんね。
また何かイベントがあったら誘うからね
投稿: rurin | 2009年11月15日 (日) 16:21
本当にすばらしい映像と写真でした。70歳になっても好奇心旺盛で、徹夜をしてでもあきらめずに成し遂げる熱意。
それに、ルックスも素敵でした。
息子の日記にも、先生のことが書かれていて、先生の熱意と根性を見習いたいと書いてありました。
子供も子供なりに熱いものを感じたのだと思います。
ますます虫そがかわいくおもえた一日でした。
それにしても、長男君の勇気もすばらしいですね。拍手!すばらしい!!
投稿: 虫っ子 | 2009年11月16日 (月) 08:09
虫っ子さま 本当に栗林先生、シブくて素敵でしたね~
講演を聴きに行けて、本当に良かったでした
これからも「虫」を通して、いろんな出会いがあるといいですね
投稿: rurin | 2009年11月16日 (月) 17:19
自己レスです。
栗林先生のお写真、講演の様子など、ブログに勝手に載せてしまってよかったものかと心配になり、問い合わせてみたところ、先生の方からご快諾いただきました。
心配しすぎだったかもしれませんが、やさしいお心遣いに
とっても感動し、安心いたしました。
本当に嬉しかったとともに、感謝申し上げます
投稿: rurin | 2009年11月22日 (日) 01:57