オオキンカメムシ
昨日、長男が帰宅時に、オオキンカメムシを持ってきました。
「どこにいたの??」と聞くと、なんと我が家の玄関前、
マンション廊下の排水溝だそうです
残念ながら、すでに死後硬直しています。
足も閉じたまま、カチコチ、カパカパです。
こんなに目立つのに、なぜ気づかなかったんだと思ってしまいましたが、
とりあえず、この死後硬直をとこうと、お湯にしばらく浸けてみました。
(カップめんじゃないんですけど…)
すると、驚くほどに色艶が復元 とってもきれいに発色しました
実は2年前の11月にも、この自宅マンションの1階で死骸となった
オオキンカメムシを見つけたことがあります。
その時はもっとひどく、頭も足もついていませんでしたが、
きれいな甲羅(?)だったため、2年生の夏休みの標本箱に入れました。
今回も足は半分とれ、触角も1本かろうじてついていますが、
頭があるので、きれいにととのえて、標本にしてみようと思います
キンカメムシの仲間は、美しいものが多いです。
先日はアカギカメムシを採集したばかり。このオオキンも集団越冬するそうで、
今度は生きているオオキンカメムシに出会ってみたいものです。
※ちなみに、お湯でもどした直後は、顔や腹の縁がきれいな青緑色に光っていましたが、
翌日にはその緑がかった光は消え去り、赤紫(ピンク)色ににぶく光る程度となりました。
朱色と黒のコントラストに加え、ラメ系のピンク色が光るのが、本来の姿のようです。
突然のコメント、失礼します。
非常にきれいなオオキンカメムシですが、
お湯で復元
↓
再び発色
↓
色あせる
との事ですが、この後再びお湯につけると、青緑の光沢は復活するのですか?
オオキンカメムシを直接見たことがないので、ご回答いただければ幸いです。
投稿: すじお | 2013年5月22日 (水) 17:26
すじおさま
コメント、ありがとうございます
キンカメムシの仲間は、褪色するものが多いようですが、
実はお湯でなくても、水分さえ含ませれば発色するようです。
湿らせたキッチンペーパーでしばらく包んでいるだけで、
青緑色の発色が見られます。
実はこのコメントを書く前に、ちょうどオオキンカメムシの
死骸を持っていたので、またテストしてみました
乾燥すると、発色は消えてしまいますが、
何度でも繰り返せるようです
投稿: rurin | 2013年5月22日 (水) 23:35
コメントの返信ありがとうございます!
光沢には水の存在が不可欠なのですね。大変勉強になりました!
まだオオキンカメムシの死骸はお手元にございますでしょうか?
もしよろしければ、大変お手数おかけしますが、上記のメールアドレスに返信頂けますでしょうか。
よろしくお願いいたします!
投稿: すじお | 2013年6月 5日 (水) 11:02
すじおさま
あとでメールしますね
投稿: rurin | 2013年6月 6日 (木) 00:01