春の奥十曾 2011
久しぶりに採集友達と春の奥十曾(伊佐市)に出かけました。
ムカシトンボはまだのようで、抜殻も発見できず、成虫は全く…。
代わりにトンボではホソミイトトンボ(?)が陽当たりのいい茂みから
フワフワと飛び出しました。(ホソミオツネントンボかも?)
全体的に山も乾燥している感じがします。
落ちている枯葉もカサカサで、河原も乾いていました
その中で、ビロードツリアブだけが多く見られ、
中では交尾個体も見ることができました
テングチョウもチラホラ…。ルリシジミ多数…。
たくさん掬った中で、やっとスギタニルリシジミと思われる個体を1頭採集。
今年は冬が寒すぎて、春は乾燥気味…。そういう原因もあってなのか、
虫の発生は少ない、遅い気がしました
夜は鹿昆の例会に出席。みなさん同じようなことを感じているようでした
この個体を見て、頭の中を???が駆け巡っています。
ホソミイトトンボ?
ホソミオツネントンボ?
イトトンボの♀は、本当に同定が難しいですね。
投稿: hayenokaze(南風) | 2011年4月 3日 (日) 21:47
南風さま
実は…今でも「?」なんです
去年も同じ場所で初採集したこのイトトンボを「ホソミイトトンボ」としていたら、
同定の時に「ホソミオツネントンボの越冬個体」と言われました。
投稿: rurin | 2011年4月 3日 (日) 23:53
ビロードツリアブはこんなスタイルでの交尾なんですね。新知見でした!!
あとは、奥十曾の「曾」の漢字がこうなんだというのも初認識。十曽池の「曽」は単に崩した漢字なのかもしれないですね。
投稿: 虫村 | 2011年4月 4日 (月) 10:31
虫村さま
私もビロードツリアブの交尾は初めて見て撮影しました。
V字に繋がっていて、この写真では左下の個体の脚がかろうじて地面についていますが、
他の場所ではV字のまま浮いていましたよ
右上の個体が主導権を持っている…メスでしょうか?
「曾」より「曽」がポピュラーみたいですね。
でもどこかで「奥十曾」と書いてあるのを見たので、そう表記してみました。
あー、何度行っても楽しい場所ですね
また時期を変えて行ってみようと思います
投稿: rurin | 2011年4月 4日 (月) 10:57