指宿のアマミトガリナナフシ
今年(2018年)は10月17~19日、東京から虫友のまーくさんが来鹿されました。
前半は私の方で薩摩半島をご案内。後半は鹿屋のひでさんと3人で遊んでバトンタッチ。
初日、空港までお迎えに行った後、薩摩川内市を回って指宿へ。
かなりタイムロスしてしまい、目的の半分を果たずことができず申し訳なかったです
指宿ではキョウチクトウスズメの飛来も無かったようで、帰りにアマミトガリナナフシを観察。
そこにはギョボクがあり、ツマベニチョウの卵または幼虫を探したのですが、
台風の影響でなのか、葉は塩害で枯れていて、またも幼虫・卵は確認できず。
そんな中、私の視界に地面をサササッと横切る何かが入りました。
振り向くと、カニが歩道を横切って草むらに入っていったようです。
「カニかぁ…」で、終わる気がせず、なんとなくその方向へ歩いていってしゃがむと、
目の前のフェンスにハラビロカマキリの死骸と、アマミトガリナナフシの死骸がありました。
(こういう何かの導き?のような不思議な現象って、たまーにあるんですよね)
おそらく台風でやられたのでしょう。どちらもフェンスにしがみついたまま力尽きた感じでした。
2018/10/17 指宿市小牧
ハラビロカマキリ…。
アマミトガリナナフシ…。
フェンスの向こう側には、けっこうな数のアマミトガリナナフシを確認できました。
よく擬態しているのですが、さてどれがアマミトガリナナフシか分かりますか?(笑)
メスは褐色タイプと緑色タイプ、どちらもいました。交尾中のオス(茶色)も。
ここは安定していつもアマミトガリナナフシが見られる場所のようです。
9/30の台風24号の影響だったのか、沿岸部の植物は枯れているものが多いようでした。
この日の成果はあまり芳しくありませんでしたが、「虫が少ない」という事は確認できました
その他、またまーくさんの鹿児島散策紀としてご紹介できればと思いますが、
まーくさんもご自身のブログに詳細をアップされているので、よかったらこちらもどうぞ!
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