鹿博・企画展「チョウに負けん蛾」へ行きました
鹿児島県立博物館で開催中(2019/9/28~11/24)の企画展、
「チョウに負けん蛾」を見に行ってきました。
この日(10/20)は、一時帰省していた長男が福岡へ帰る前に立ち寄りました。
まずは企画展室への入口で、思わず立ち止まってしまいました
圧倒される数の標本箱が部屋中に広がっていたからです!
2019/10/20 鹿児島市山下町 鹿児島県立博物館
約1,600種類の蛾がぎっしりと並んでいます。そして総数16,000頭
まさに蔵出し!本当にこれだけの蛾の標本を保持している博物館は他にないのでは??
1点1点が美しく、またそれを得る時のエピソードがたくさん詰まっている標本箱だと思います。
ナイターを再現したコーナーもありました
標本箱の中の姿とは違って、白布に展示してある昆虫は、リアルな飛来時の姿。
本当によく作られています。いちいち感動させられました
また、別の日(10/26)、今度は私だけミュージアムトークを楽しんできました
土曜日の午後とあって、小さなお子さん連れのご家族や、蛾好きのオトナも大勢。
そしてこの蛾たちの展示に一肌脱いでくださった、鹿児島の蛾の第一人者、
福田輝彦先生もミュージアムトークにご出演くださり、
ユーモア溢れる輝彦節が、ご来場の皆さんの心を鷲掴み(笑)
一般的に蛾は嫌われるといったイメージが強いのですが、輝彦先生からの視点からすると、
まさにこの世に生き残る術を身に付けた賢者です!
それぞれの色や形、生態を知れば知るほど、この世界はおもしろい。ホント沼ですね
博物館のA子先生や、虫友になった親子(お母さん)ともお話しましたが、
この部屋なら一日過ごせる、「蛾MOEカフェ」なんていいね~など、止まらない(笑)
帰りはエントランスで巨大模型のヤママユが見送ってくれました。
期間内にまた行きたいな!これだけの蛾展は二度と無いかもしれません。
まだ見られていない方、ぜひ素晴らしい標本展へ足をお運びください
入館料無料 2019年11月24日(日)まで
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