鹿児島昆虫同好会の2016年大会が行われました。
今年の大会会場は伊敷公民館。以前は例会を伊敷公民館で行っていました。
ここ1年(2015年の大会以降)は環境未来館で行うようになったので、
ちょっとだけ懐かしい気持ちになりました
今年も講演内容が充実していて、短い発表時間に凝縮された濃いお話に
どれも聞き入ってしまいました。
これは薩摩川内市の大坪先生のアオハダトンボのお話。
目視だけでは気づけない、地道な実態調査で得る価値の大きさを思い知らされました。
特別講演では三重県の中西さんより、三重県のチョウの種類や、
ウラナミアカシジミに関するご講話をいただきました。
この他も、どれも切り口が斬新で、素晴らしい内容ばかりでしたが、
共通して言えることは、みんながしないことをやってみる!というスタンス、
その発想の豊かさ、実証結果の面白さでした。
大会最後の挨拶で、福田輝彦先生がおっしゃっていましたが、
「この大会は小さな学会に値する」と、まさにそれくらいの価値有り
目からウロコ、刺激が多い素晴らしい環境に身を置くことができて幸せです。
でも最近の自分は、この世界にも慣れてきて、感覚が少しマヒしています
時に重大なことを普通と思い受け入れてしまって、見落としてしまいます。
何が違うのか、何が重大なのか、気づいたら記録を取らないと見過ごしてしまう。
それでも今まで積み重ねてきた少しの知識と経験、わずかな直感をたよりに、
新しい発見ができたらいいなと思います。あれ?っと気付くことから始まります。
来年も頑張ろうという気持ちになりました!
夜は忘年会に参加しました。(昨年と同じ、ジェイドガーデンパレスにて)
総勢23名の参加でした。
ビンゴゲームの商品も豪華で、もちろん虫に関するものばかり(笑)
いろんな人と話せる場ですが、もっと時間が欲しかったナ。
本当に年齢や性別を問わず楽しめる、同じ趣味仲間の心地よい空間です。
来年も皆さま、どうぞよろしくお願いします
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