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ここで言う「ナイター」とは、「夜間灯火採集(昆虫)」のこと。
藺牟田池調査会(昆虫班)として、2回目のナイターに参加しました。
1回目は残念ながら所用で行けなかったので、今回が初参加
小さくても地味でも、思いのほか多種多様な昆虫が集まってくれました
(以下その中の一部を紹介します)
2016/9/10 薩摩川内市 藺牟田池
ツマジロエダシャク
キスジハネビロウンカ これは奥十曽(2016/8/13)でも確認しています。
お目当てのコガタノゲンゴロウも来ました
トリバガ(蛾)の仲間
メイガもしくはツトガ(蛾)の仲間(未同定)と、マメガムシ
今回、私はいつもはあきらめてしまう小さい蛾シリーズにハマりました。
まだ展翅、同定もできていませんが、今回たくさんの種類を採集しています。
成果がでるよう、頑張ります
それにしても、夜はだいぶ寒く感じました
藺牟田池のナイターは全2回で終了ですが、
10月にはまた陸上、水中の2回目調査が控えています。まとめ…も大変ですが…
第62回鹿児島県昆虫・貝・植物・岩石展において、
今年度から会場がかごしま環境未来館となり、その表彰式に行ってきました。
うちは昆虫部門での出品です。今年度(平成28年度)の審査結果はこちら。
2016/9/11 鹿児島市城西 かごしま環境未来館(1階 展示場)
出展された皆さんの作品には、どれも数々の努力と熱意が詰まっていました
今年も良い勉強・刺激になりました
今日は午後から次男の授業参観と学級PTAでした。
帰りに校門前にあるソテツを見ると、数頭のシジミチョウがチラチラ。
1匹が止まるのを待って…。
2016/9/8 鹿児島市 クロマダラソテツシジミ
新鮮な個体に見えますが、ここで羽化したのではなく飛来したと思われます。
ソテツは古い外側の硬い葉を、児童に当たると危険とのことで、
夏休みに職員の方が切り落としてくださいました。
このシジミチョウの幼虫は、ソテツが大好物なのですが、
若葉と新芽は高い位置にあるので、卵・幼虫の付き具合は確認できませんでした
でも食害はほとんど、と言うかまったくありません。
ここ何年か、すっかりウスバキトンボ並みに飛来する南方系のシジミチョウですが、
ソテツにとっては葉をボロボロにされてしまう厄介な害虫ですね
夕方、次男抜糸。これでついに完了!
と思ったら、来週レントゲンを撮って本当に完了らしい。
それでも春に右腕を骨折してから約半年、振り返るといろいろ大変だったなぁ…。
次男は今後、傷痕(縫い痕)が治っていくのを見るのが楽しみと言う。
昆虫生活も一旦リセットされ、
気持ちに余裕が出て、夜は録画していたドラマを見たり…。
今週も何かと行事が多く忙しいが、ひとつひとつ専念して頑張ろう!
しばらくブログもお休みしていましたが、やっと再開です
今年度(2015/9月~2016/8月)の昆虫標本を仕上げるため、
この1週間、夜は大詰め作業の監督でした
長男・次男も(夏休み中に終わればよかったのに…)標本作成&ラベル作成、
まとめを頑張りました。(長男はテスト期間だったけど)
本日(2016/9/4)が提出日だったので、やっと提出してきました
今はとにかく解放感に満ちています…
今年の標本4箱に付けた目録の表紙がこちらです↓
2016/9/4
長男が2点、次男が1点、正面から見た昆虫のデッサンをしています。
毎年目録の表紙には「今年のイチ押し虫」のイラストを描いて貼っていましたが、
今年は長男が得意なデッサンで攻めてみました(笑)
昆虫採集に出かけて、季節に応じた昆虫を知ることが楽しみなのですが、
採集した分はこうやって標本にして残してあげるのが、
自己満足ではなく、その虫にとっての供養になる気がします。
今年度は行ける範囲も日数も限られた中、それでもイイ虫たちに出会えました。
いつも採れるものが採れなかったり、時期を逃したものもありましたが、
やっぱり標本箱を眺める時間はたっぷり欲しい…至福の時かもしれません。
手元に帰ってくるのは1週間後です。とにかく今週はゆっくりします
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