カテゴリーを「家族」にしようか、かなり迷ったが、「日記・コラム」で…。
今日は長男の誕生日だった。祝・13歳!
中学1年生なりに、いろいろ大きく変わる年齢でもあると思う。
それでも、本人は分かっているのかいないのか?大人なのか子供なのか?
やっぱり、どっちつかずで中途半端。でも、そう…これから、これからなのだ。
その通過点としての一日であったに過ぎないけれど、
今日は思いがけない嬉しいことがあった。
バースデーケーキをどうしようか迷ったあげく、特に予約もしていなかった。
それでもやっぱり夜になって、「あれば食べたかった…」という言葉に心が痛み、
まだやっていそうな洋菓子店へ走ってみた。
まだ明かりはついている。入った瞬間、ショーケースはガラガラだった…。
「まだやっていますか?」との問いに、ちょっと困り顔の若い女性の店員さんが、
申し訳なさそうに「小さなバラ売りのケーキでもいいですか?」と答えてくれた。
一度下げたものが奥にあったのだろう。すると、店長?の男性が出てきてくれて、
その女性店員に「いくつか聞いて、差し上げて」と!?
差し上げて??
店長さん「もうこれは私たちがおやつにしても食べきれないし、捨てちゃうんですよ」と…。
ビックリしつつも、かなり嬉しい。
私「そんな、スミマセン!実はこの子の誕生日なんです。ケーキも予約してなかったから、
ここが開いてたら…と思って来たのですが…、それではこの子にプレゼントしてもらえると
いうことで、いいでしょうか??本当にありがとうございます!」
すると店長、「だったらプレートも書いちゃおう!お名前は?」と聞き、
奥で店長自らバースデープレートも書いてくれた。ショートケーキの上に乗せて。
しかもロウソク付きで、いろいろなケーキを2個ずつ4種類(8個)も!!!
こんなことってあるんだ…。
「食べきれなかったら捨てちゃう」という言葉、長男は真面目に受け取って驚いていたが、
そう言われると、受け取り側も頂きやすいもの。粋な心遣いに感動…。
もちろん、ケーキは旨い!(だからこの店に走ったのだが)
そこのスタッフの方々に感謝。
そしてそういうシーンを一緒に買いに行って体験できた長男にも、感動が味わえて
いい経験になったと思う。
だから今回は「日記・コラム」にした。ある洋菓子店での心温まるエピソード。
長男にはこれからもっといろんなことを頑張って欲しいと、親としては期待するのだが、
こういう日常のワンシーンで感動することも大切だと思った。
最近のコメント