夕方から某所へ向かい、「今夜こそ!」と、フユシャク探しをしてきました。
17時20分には着きました。(急いでコンビニ弁当を食べてスタンバイ)
間もなく、いつもお世話になっている福田輝彦先生がお見えになり、
「今夜は灯火採集セットも準備してみよう!」ということになりました
それから初対面で上野さんという方も同席されました。
輝彦先生は明るいうちに、ひらけた草原でセットを組み始めました。
私と長男は明るいうちにフユシャクのメスが出てくるというモミの木を目指して、
林の中を確認に行きました。
夕暮れ、羽化したメスが樹皮をつたって登っていくはずなのですが…
ここ数日間、4月下旬並みの暑さが続いたからでしょうか?何の気配もありません
オスですら1頭も飛んでいない…。まったくいない
1週間前にも輝彦先生たちは来ていらっしゃいますが、その時はオスもそこそこ
飛んでいたし、1頭だけとはいえ、メスもちゃんと確認しています
…今日は「ハズレ」の日となりました
輝彦先生曰く、「採れない日に来るのが上級者だよ」 さすがです(ナイスフォロー)
フユシャクはあきらめて、白布を見に行こう!
下山するときに感激したのは、こちら ↓ 輝彦先生が付けた反射板(目印)
懐中電灯の灯りに反射するので、帰り道も迷わないという仕掛けです(脱帽)
もう少しで林を抜ける…という頃、やっと飛んでいるスジモンフユシャク(オス)を発見
(輝彦先生から連絡があり、スジモンではない可能性もあるとのこと。2011/03/04)
翅の模様が若干異なるそうです。また何か分かったら訂正して載せます)
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後日、輝彦先生より同定結果「ホソウスバフユシャク」 との連絡がありました。2011/3/16
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喜んでいたのも束の間…灯火セットの場所へたどりつくと、真っ白…
こんなキレイさっぱり、真っ白な白布、見たことがありません。
こちらもゼロ…ハズレでした
最後に灯火にも来るクロテンフユシャクが飛来してくれましたが、
ひょっとしたらと思っていたキリガ類は来ませんでした。
気温は8度、湿度は26%(とても乾燥しています)の中、
白布の前で虫談義をし、短いけれど楽しい時間を過ごさせていただきました
今年は虫の出が遅いのか早いのか? フユシャクに関しては、寒さが影響するのか?
何度も観察してみないと分からない、奥が深い虫の世界でした…。
輝彦先生、上野さん、ありがとうございました
フユシャクのメスは、もう一度行けたら行きたいけど、
発生時期が違うとなると…ひょっとしたらもう来年のお楽しみかもしれません
2011年2月25日(金)
今日は本当に暑くて、上着も要らず、ババシャツも脱ぎたいくらいでした
そして、鹿児島市の健康の森公園から近い都市農業センターへ行ってみました。
途中でキタテハを複数見かけたので、車を停め、撮ってみました
この土手~空き地(草むら)で、キタテハが5~6頭、アカタテハ1頭がいました。
キタテハもあまり警戒心がなく、足元を飛び回るので、なんだかウズウズしてきました。
車に積んであった捕虫網を持ってきて、誰も見ていない(通らない)のをいいことに、
草むらで網を振ってみましたが、久しぶりだったため(?)か、空振りばかり
5回目のチャンレンジで、やっとのこと1頭のキタテハをネットインしました。
いつも採るのは息子(小4)なので、ヤツはすごいとあらためて尊敬
おばちゃんになるとなかなか…でも、永遠の少女でいたいところです
午前中、鹿児島中央駅付近で用事があり、その後…いい天気…GO
12月にクヌギカメムシの交尾・産卵を確認していた公園へ行きました。
クヌギの樹の幹に、緑色のチューブで絞り出したような卵塊がいくつもあり、
それらが孵化するのが2月…。(去年は2月8日に確認 そのときの記事はこちら)
いました 生まれたての1齢幼虫が、ゼリー状の卵塊の栄養分を吸っていました。
2番目の画像では、右上の卵塊にいるのが1齢幼虫、真ん中下の卵塊からは
今まさに孵化途中とみられる幼虫、左上(ピンボケ)は、まだ孵化していません。
興味のある方は、健康の森公園の遊具の近くにあるクヌギを探してみて下さい。
しかし、今年は孵化時期が去年に比べると少し遅いような気がします
また見たくなった…もうそんな時期かしら?
何年かに一度、ふと思い出して、どうしてもまた見たくなる映画があります。
東陽一監督作品・桃井かおり主演の「もう頬づえはつかない」
以前ネットで購入したことのあるパンフレットを引っ張り出して、
少しだけ開いて読んでみました。どんどんこの世界に引き込まれてしまう…。
映画を見終わったあとは、何とも言えない爽快感が得られるはずなのだけど、
今回はどうかな…。
いつも何か煮詰まったとき、何かを打破したいとき、でもできないとき…などに
見たくなるのです。
今、何が…とは言えないけれど、やらないといけないこと、考えないといけないことが
たくさん入り混じっていて、ひとりの時間も大切にしたい…そんな感じです。
今夜は遅いから、近日中に「昔ダビングしたVHS」で見ようと思います
東陽一監督作品は大好きです
有名な作品では、「化身」(渡辺淳一原作・黒木瞳主演)や、
「ザ・レイプ」(田中裕子主演)などがありますが、
私は「四季・奈津子」(烏丸せつ子主演)もお気に入りです。
独特の間、女優さんたちのボソボソっとした喋り方が魅力だと思います。
前回の記事で「韓国岳の樹氷」を取り上げましたが、
そこで出てきた(故)田口隆 氏について触れておきたいと思います。
学生の頃、写真を始めて先輩方に連れて行かれたお店が、
田口さんの「フェニックス」というお店でした。
昔、鹿児島県庁が山下町にあったころ…です。
お金も持たない学生を相手に、カメラや技術に関してはもちろん、
時には恋愛話もしたり、みんなからとても慕われていた方でした。
撮影会などにも何度かご一緒させてもらい、ちょっとしたアドバイスが勉強になりました
でも、いつしか私も結婚して、赤ちゃんとカメラバッグ両方を持ち運ぶことが難しくなり、
2004年にはついにコンデジを購入。一眼レフカメラから離れてしまいました
田口さんのお店も中央駅西口の方に移転され、少しずつ疎遠になってしまった頃、
新聞で田口さんの訃報を知りました。とても驚き、悲しくて、残念で…
それから、奥さまが田口さんの意思を引き継ぎ、念願の個展を黎明館で開かれました。
そのときは私は子連れで見に行きました。
素晴らしい感性、構図、忍耐、感動を感じさせてくれる力作ばかりでした。
奥様の熱い想いもつづられているパンフレット内側。
とても素晴らしい個展でした
あれからフェニックスを訪れることはありませんが、
今もこうして写真に携わっていることができるのも、当時の関わりがあったからこそ。
田口さんのような写真は撮れませんが、
魅力あるものは写真に残せるような感性を磨いて、感動する気持ちを大切にしていきたいです
先日の写真整理で、ぜひUPしたい写真がありました。
1992年 今から19年も前…そんなに経つのか…
いつもお世話になっていたカメラ屋さんのオーナー他5名ほどで、
「樹氷」を撮りに韓国岳に行ったときの写真です。
もちろんフィルム撮影のプリントなので、それを上からデジカメで写しただけ
日付は2月16日となっています。当時、2月はまだ寒かったのでしょうね
前髪が吐く息で凍り、向かい風でこんな形になってしまいました
渋い。山頂でタバコ吸ってます
(2007年11月に病気のため54歳で亡くなりました。とてもお世話になった方です)
当日は天気が悪かったのですが、下山前に晴れ間となりました
先に不動池が見えています。美しい風景でした。今でも記憶に残っています
現在は新燃岳の噴火の影響で、こんなことできないと思いますが、
昔を思い出しながら、つい参考に?載せてしまいました
よく考えたら、私って本当に昔から貪欲なチャレンジャー?みたいですね
見てみたい、知りたいものに対しての欲求が強い方なのかもしれません。
今も変わらず…ですね
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